ちゃる記(^^)

ちゃる記

その決断ちょっと待った!留学先をニュージランドにする前に知って欲しい7つのこと。

ニュージーランド羊

こんにちは。ちゃる(@chalu_ki)です。

ニュージーランド

自然がいっぱいで、人も優しくて、留学にはもってこいの国です。実際、私もNZに6年間も住んでいました。それも、最初は1年間の予定が、その魅力にどハマりして、ずるずると6年も滞在したのです。こんな風に、当初の予定を延長して、気づいたら永住してる!なんて人が多いのもこの国の特徴です。

そんな魅力溢れるNZ。いいところが本当にたくさんあるからこそ、今回はあえて、留学の前に考えて欲しい、NZ留学をするとちょっぴり困ることをご紹介します。

しばしお付き合いください。

 

 

訛りがある。。。?

やはり最初はこれですかね。NZ英語には訛りがあります。オーストラリア英語とほぼ同様ですが、アメリカ英語ともイギリス英語とも違う独特の訛りが存在します。よく言われるのは母音のこと。イがエになったりエがイになったりってやつです。

 

でも!!

正直、訛りなんて気にする必要はこれっぽっちもありません。ならリストにいれるなー!って感じですよねw

だって、日本人の英語はどう頑張っても、日本語訛りになるからです。本当に小さいころから海外にいた人でない限り、日本語訛りを払拭するのはほぼ不可能です。

ももちろん日本語訛りの英語ですし、今後どんなにニュージランドにいてもそれは変わらないと思います。

それにそもそも英語の訛りなんて、すごく曖昧なものなんです。イギリス英語との違いを、訛りと呼んでいるのかと思えば、「イギリス英語訛り」なんてものもあるくらいなので、地域によるアクセントの違いを指しているにしか過ぎません。つまり、どこに行っても訛りはあります。つい熱くなりました。すいません。

 

結論、「訛りがあるから、、、」と心配する必要は全くありません。良くも悪くも日本人の英語は日本語訛りにしかなれません。

 

ただ、日本では一般的にアメリカ英語が学ばれているので、ニュージランドの人のアクセントには最初戸惑うかもしれません。でもそんなのすぐに慣れます。リスニングCDのように一言一句はっきりと明瞭に話す人はそもそもいないので、どこにいっても自分の聞き慣れている英語にあたることはありません。

それでも、とりあえずどんな感じか聞いて見たい!という方はいくつかNZアクセントを紹介したYouTube動画を発見したので見てみてください。

 

これはNZのニュースです。全て英語で字幕もないので分かりづらい所もあるかもしれませんが、雰囲気を掴むことはできると思います。このニュースによるとNZアクセントは30年前と比べて強くなっているらしいですw


One News: Kiwi Accent

もうすこし面白いやつはこっち。NZのスラングも紹介されています。


CLASSIC KIWI PHRASES

こんなのもありました(笑)こちらは日本語字幕付きで分かりやすいです。左側にいる男性はNZ訛りの中でも、マオリ訛りでアクセントが非常に強いので、初めての方は分かりにくいかもしれません。

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実はアジア人もたくさん!

ニュージーランドアジア諸国からの移民が非常に多いです。中でも一番大きな都市であるオークランドは中華系の方が多く、一瞬自分がどこに来たのか分からなくなるくらいです。

2013年のデータによると、オークランド人口の約23%がアジア系の人だということがわかっています。数としてはヨーロッパ系の人口の半分にあたります。

町全体もアジア料理のレストランで溢れています。中国語表記も英語表記とほぼ同様の割合であるくらいです。

彼らの中には祖父母の時代からNZに住んでいる2世、3世も多いので、もちろん英語はネイティブです。なのでアジア系の子達がたくさんいる環境であっても、留学をする上では特に問題ないのですが。。。NZでTHE海外留学したい!(白人系の子と友達になってー)みたいなのをイメージしている方は、NZの中でも場所をきちんと見極めた方がいいです。

私的にはどうせNZなら、NZらしい田舎がオススメです。

クイーズタウンのように絵に描いたように綺麗なところもいいですが、なにせ観光地で物価も高いので、オススメは北島にある田舎町Napierとか、いつも暖かくて過ごしやすいところですね。

 

 

Amazonがない。

これは意外に盲点かもしれませんが、非常に大きな問題です。NZにはAmazon.nzはありません。なのでAmazon.auAmazon.ukとかAmazon.comを使うことになります。これが非常に不便。送料もかかることが多いし、配送に時間もかかります。

日本で当日お届け便とかに慣れていると、この不便さには耐えられません(笑)

もちろん、アパレル系のオンラインショピングはある程度あるのですが、Amazonのように何でも見つかるECサイトはありません。

そしてそこまで使い勝手が良くもないのに、なぜか浸透しているのが、

www.trademe.co.nz

このtrade meというサイト。これはいわゆるヤフオクみたいなオークションサイトですが、業者が新品を普通に販売していることもあります。NZ国内のサービスなので、送料も少額で、早く届くというメリットはあります。ただ、なにぶん使いにくいです。自分が探している商品にたどり着くまでの労力が半端ない感じです(笑)

 

遠い!

はい。根本的な問題ではありますが、NZは遠いです。直行便で約10時間、田舎となるとそこから国内便で1、2時間はゆうにかかります。

航空券も安くないので、日本との頻繁な行き来は正直難しいです。

ニュージランド航空で往復で安くて16万くらい、高いと20万以上します。LCCならジェットスターでオーストラリア経由で行くことができます。ただ、10時間超えのフライトをLCCで乗り切るのは正直辛いです。席と席も間も狭く、CAの方が通るたびにゴンゴンして、決して快適ではありません。

留学となると毎回荷物も多いので、LCCで荷物追加とか食事追加とかすると、なんだかんだニュージランド航空と変わらなくなってしまうケースも多々あります。【宣伝】今度一番安くNZに行く方法を紹介するねん!

頻繁に日本の家族に会いたいと思っている方はNZを留学先にすると、ちょっぴり大変かもです。

 

日本企業の就活が大変。

これはNZの大学に留学する方向けですが、NZにいると就活が大変です。まだアメリカやイギリス、せめてオーストラリアにいればフォーラムやセミナーも多く開催されているようですが、日本の企業がNZに出向いてリクールーティングすることはほぼありません

実際、私も就活中は日本、シドニー、ボストンに行きました。その度に飛行機代もかかって親には大変苦労をかけました。パパママありがとう。それなのに60日で会社辞めてごめんね。

留学中に就活するメリットはたくさんあります。面接をskypeでできたり、留学中というだけで面接官が話に興味をもってくれたり、、、本当に数え切れないほどあるんです。でもNZの場合はNZ国内で完結する場合はほぼありません。アメリカのフォーラムか日本で最終面接になってしまいます。

その点、NZにいながらの就活は結構大変です。

 

ホームスティには合う合わないがある。

これは、どこの国に行っても言えることだとは思いますが、

NZの場合ホストファミリーになることでお金を得て、それで生計を立てているお家も多々あります。交換留学にしろ、私費留学にしろ、ホストファミリーにはその学生の生活を支えるだけのお金が支払われることがほとんどです。もちろん、1人の学生にご飯も食べさせなきゃいけない訳ですから、お金が発生するのは当たり前だとは思います。しかし、それがビジネスとなってしまうと話は別です。

留学先で第二の家族を作りたいと思っていても、肝心のホストファミリーはそういう心構えであなたを迎え入れてくれないかもしれません。

ビジネス化している家庭は、むしろ寮のような感じの生活になります。「その方が楽」と思う人もいるでしょうし、「私はもっと家庭的なところがいい」と思う人もいると思います。それは単純に相性の問題なんです。

私も三年間で4回ホストファミリーを変えました。もちろん全部が全部相性の問題ではなかったですよ!すぐに自分の理想のホストファミリーと出会えると考えるのではなく、ファミリーは変わるもの、というくらいの気持ちでいた方がいいです。

 

 

太る!

この問題は結構深刻です(笑)特に年頃の女の子の場合NZで普通に生活しているだけで、あっという間に太ってしまいます。私も最初は8ヶ月弱で10キロ太りました。

もちろん食生活が主な原因なのですが、根本的に太る原因を作っている要素が他にあるんです。それは

周りがみんな太っている

ということ。

NZは、実は肥満大国です。人口の30%以上がBMI30以上の肥満だそうです。(参考:World Obesity Federation | DataBMI30以上って、芸能人でいうとニッチェの江上敬子さんやインテレ系タレントの伊集院光さん級です。それが人口の約3人に1人なんです。NZどんどん沈んじゃいそうw

そんな環境にいると感覚が鈍ってきます

自分は太ってきているのに、「全然大丈夫ー。私は細い方!」なんて呑気に考えてしまうんです。それで「せっかくNZにいるんだから、ここでしか食べられないものはたくさん食べなきゃ損」なんていう訳わからない理由をつけて、モリモリ食べるようになります。そんなアホお前だけだよっ。。。w

周りも周りで、「細いわねー」とか言ってくるんですよ!これがまた感覚を鈍らせます。

んで、ある日、日本に帰国すると両親にも気づいてもらえないくらいになってるんです(笑)渋谷を歩いて、自分がいかにデブかを思い知るんです。はい、経験済みですw

 

まとめ

今回はNZを留学先に決定する前にちょっとだけ考えてほしいことをまとめてみました。ここで絶対に勘違いして欲しくないのは、NZは本当にいい国だということ。

留学するにしても、ワーキングホリデーをするにしても、他の国と比べ物にならないくらい最高の国だと思っています。

でもそんなの有名過ぎて、私の拙い文章で書いてもしょーもないので(笑)とりあえず、考えられるデメリットをあげてみました。

私は、やはりAmazonと地理的な点が一番ネックだと思います。どんだけAmazonに依存した生活しとるんじゃ!正直、それ以外の要素はデメリット呼ぶほどでもないです。

 

おまけ。ちゃるコラム。

8ヶ月で10キロ太った話ですが、、、

当時アホな私は完全に体重計のせいにしてました(笑)

たまたま最初にいたお家が古いお家で、そこにあった体重計もかなり年季が入ってたんですよー。んで、数値的にこれはあり得ないと思い「この体重計壊れてるんだな」とか呑気に思ってたんですね。

 

ところが一時帰国で成田に着いた時、

ちゃる「ママーー!」(母親に駆け寄る、感動の再会でほぼ涙目)

母親「。?」(1秒ほどキョトン顔)

母親「!!!!!!!。。。ちゃるちゃん!!!?」

ちゃる「ママーーー!!」(感動で思わずハグ)

母親「。。。どしたのこの体。」(真顔でさらっと

ちゃる「。。。。」(もはやどんなリアクションしたら良いのか分からなくて、涙)

 

みたいな感じでした(笑)自分の母親に気付いてもらえないことってあるんですね。この時初めて学びました。

 

 

じゃあねん。