ちゃる記(^^)

ちゃる記

変顔でいいじゃん。平和じゃん。

変顔姉妹

こんにちは。ちゃる(@chalu_ki)です。

昨日引越しをしました。

実家を出てから、今までお姉ちゃんと二人暮らしをしていたのですが、そんなお姉ちゃんがついに結婚をし、旦那さんと暮らし始めたんです。

そんなもんで、今二人暮らしをしている家を二人で出ることになったわけです。

 

引越しの時って、昔の懐かしいものが出てきて心温まったり、アルバムとか見返して「あー若かったなー」とか思うじゃないですか。

そんな時、お姉ちゃんが1人爆笑しながら持ってきた写真があったんです。

 

私が2歳くらいで、お姉ちゃんが6歳くらいの時に撮ったプリクラです。

これを見て自分の意地汚さに衝撃をうけました。

 

ピースの指の1本がすっぽり鼻に入れられてるんです。ものすごい顔で。。。(笑)

もちろん自分の指を自分の鼻に、、、ですよ。さすがにお姉ちゃんのじゃないです。

 

当時、なんでも同じじゃないとすぐに喧嘩をしていた私たちは、プリクラも必ず2回とったそうです。そうすれば、1人1枚プリクラのシートがゲットできますよね。

それで私は、自分のプリクラの時は、とっておきの笑顔で、お姉ちゃんの時はとっておきの変顔をしていたそうです(笑)

なんだその新手のいじわるw

 

お姉ちゃんのプリクラに、自分がブサイクに写ることが快感だったみたいです。その時から変態だったんですw

それを見て母が

「まったくーほんと意地汚かったんだから」

と言っていました。

はい、その通りです。ごめんなさい。

 

でも、よくよく考えたら、なんか可愛いじゃんと思えてきたんですよ(笑)自分で言うw

だって、最近の子たちは、いかに自分が可愛く映るかに必死じゃないですか。人よりちょっと後ろに下がって、小顔に見せたり、自分が綺麗に見れる角度を研究したり、、、撮る時は何十枚も撮って、一番いいの選んだり、、、自分が可愛く映ることに全力ですよね。

でも、他の人が全力だと「かわい子ぶってる」とか陰口を叩く。。。怖い世界です。

 

それと比べたら、変顔に全力尽くしている方が平和かなと。勝手に正当化しましたが、当時の私は、単純に姉に意地悪していただけです。

しかもただの変顔ではなく、自分の指を犠牲にしたガチの変顔ですよ(笑)自分がブスに写れば映るほど、「やってやったぜ!」って思ってるんですよ。

 

平和です。2歳のちゃるちゃん、君はとっても平和だよ。

 

 

そんなことぽけーっと考えながら、引越しの荷物まとめをしました。

 

じゃあねん。

 

久々に実家に帰って考えた父のこと。夫婦よりmarried coupleがいい。

夫婦よりmarried coupleがいい

 

こんにちは。ちゃる(@chalu_ki)です。

私、小さい頃から父があまり好きではありませんでした。いきなりw

酒飲みで、毎日家に帰ってくるのは朝方。そのまま昼まで家で寝て、昼過ぎにようやく仕事に行く。そんな、だらけた生活を送る父が嫌いだったんです。

私が少し大きくなってからは、父が毎月の飲み代に膨大な金額を費やしていること、終電を逃した時のタクシー代にも半端ない金額を費やしていることを知り、余計嫌いになりました。

私をここまで大きくしてくれたのは、母。

確かに、金銭的なことを考えたら父がいなかったら、ピアノもスイミングも歌もダンスもお芝居も、何にも習えなかったに違いない。塾にも行けなかっただろうし、ましてや海外の高校と大学に行くなんて絶対にできなかった。

でも私を育ててくれたのは、母。

ずっとそう思っていました。

 

でも、今久々に実家に帰ってきていて、ぽけーっと父と母を見てたら思いました。

もしかしたら父が家に帰ってこなかったのにも、それなりの理由があったのかもしれない。父が家に帰りたくなくなるような理由があったのかもしれない。

って。

 

お家ってお母さんのテイストでレイアウトされたり、整えられたりすると思うんですよ。お母さんが専業主婦の場合は特に。もちろん専業主婦にとっては、お家が仕事場であり、1日の大半の時間をそこで過ごす訳ですから、必然的にそうなりますよね。

うちの母は、とても綺麗好きなこともあって、家にはごちゃごちゃしたものもなくレイアウトも割と小綺麗にまとめられています。

 

でもこれって、父の目にはどう映っていたのだろう

自分が一番落ち着く場所、心休まる場所に見えたのかなって。

なんかこの家が、父には他人の家のように映っていたような感じがするんです。

それは多分、家の仕様とかレイアウトとかの問題だけではなくて、父と母の関係性のせいだとは思うんですが、でもこの家に父の存在を感じるものが何一つないんです。どの部屋も母色に染まっているんですね。それってやっぱ父にとってはすごく寂しいしと思うんですよね。

 

それで、ふと思ったんです。夫婦って何だろう。

 

 

1人の人間と1人の人間が出会い、恋に落ち、結婚する。これが一般的に言われる夫婦になるまでの過程です。 

うーん。よく分かりません。結婚したその瞬間夫婦になれるんですかね。そもそも夫婦って何なんですかね。

英語では、日本語で言う夫婦のことをmarried coupleと言います。つまり、結婚したカップルと言うんです。日本みたいに、夫と妻とは言わないんですね。あくまでカップル。

完全に私の価値観ですが、カップルって言葉の方が、まだ「この関係を維持しなきゃ」ていうお互いの努力の必要性が感じられます。付き合いたての初々しいカップルのようなイメージです。

でも、夫婦っていうと既にゴールインしているみたいな印象を受けます。そこで完結していて、あとは、良くも悪くも空気のような存在になっていく。そんなイメージです。まぁ、それを「共に年を重ねていく」と捉えると美しいのでしょうけど、私はmarried coupleが好きだなーとぼんやり思っています。

確かに、ずーっと一緒にいたら、付き合い当初のようなワクワクとかドキドキは絶対なくなるし、、、それは必然だと思うんです。でもそれと、努力しなくていいってことはイコールではない気がします。

どんなに好きでも、どんなに愛していても、他人です。

時にはもがいて、喧嘩して、、、ってお互いが分かりあおうって努力していかないと、空気になっちゃうんだと思います。必要だけど、気にもかけない存在になってしまう。

やっぱそれじゃあ寂しいです。だから、もがいて悩むのは辛いし、喧嘩はもちろん嫌いだけど、そうやって相手のことを知ろう、理解しようと思うことは大切なんじゃないかなと私は思っています。ぶつからなくなった時は、興味が失くなった時なのかなって。

 

私の両親はその点、お互いがお互いの空気になったんだと思います。それが良いとか悪いとか今の私には分かりませんが、少なくとも私はそうなりたくない。だって寂しいもん。私は目指すなら夫婦ではなくmarried coupleがいいなー

と久々の帰郷で感じたのです。

 

というわけで、、、自分の考えていることを思うがままに書いてしまいました。

まだまだお子ちゃまの私には、分からない事も理解できていない事もたくさんあるんだと思います。だから、「何わけわかんないこと言ってんだこの人」って思う人がいても当然だし、いつかこの記事を見直した時に、私自身も「なに言ってるんだこいつ」って思うかもしれません。

 

でも、それはそれでいいです。それよりも、今、こんな風に父のことを考えられたことの方が大切だと思うんです。

パパ、ありがとう。

 

じゃあねん。

 

【保存版】留学の最初の3ヵ月を乗り切るために、必ず準備しておかなければならないモノ・コト。

旅の準備

こんにちは。ちゃる(@chalu_ki)です。

留学って最初の3ヶ月が一番辛くて、半年をすぎると世界が変わるってよく言いますよね。

高校1年生でニュージーランドに交換留学に行った私。その後、6年という月日をそこで過ごし、大学も無事に卒業しました。でもやっぱり最初はハローマイネームイズチャルしか言えませんでした。

そんな15歳の少女が、異国の地でどう最初の3ヵ月を乗り切ったのか

今回はその秘訣をまとめてみたいと思います。

 

しばしお付き合いください。

 

 

必ず持っていくモノ

今回はあくまで最初の3ヵ月を乗り切るためにあると便利なものをリストアップしてあります。それ以外の留学全般に必要な持ち物に関しては、こちらのサイトがオススメです。留学に必要・便利な持ち物リスト【印刷可】| ココア留学

 

パソコン

パソコンは留学に必須といっても過言ではありません。自分のパソコンがあれば、好きな時に家族や友だちにメールを送ることも出来ますし、寂しい時にはテレビ電話をすることも出来ます。

ホームステイや寮の環境によっては、とっても古いデスクトップしかないことも多いので、私の場合がそうでした。田舎に留学の時は特に注意です。自分のパソコンがあるのと無いのでは大違いです。

加えて、言語がよく分からない最初の3ヵ月は、現地の人との話題作りに写真がとっても重宝します。パソコンの中にはたくさん写真を入れておくことができるので、そういった点でも、パソコンは必須でしょう。

 

スマホ

日本で使っているスマホをそのまま持っていく場合、シムロックの解除をしておくことが大切です。そうすればほとんどの場合、現地でシムカードを買って現地価格で使うことが出来ます。

新しく出来た友だちと連絡とるのはもちろんのこと、最初は慣れない土地で道に迷ってしまうこともあるかもしれません。そんな時、現地で連絡手段があることは非常に大切ですよね。

 

みんなに配るお菓子

これも絶対持っていくべきです。言語も分からない状態で、いきなり現地の人に声をかけ、友だちになるのには相当勇気が要ります。その手助けをするのが、ちょっとしたお菓子。

たくさんの人に気軽に配れるよう、一つ一つ包装されたものが理想的でしょう。

クッキーやチョコレートもいいですが、私の一番のオススメはハッピーターン。あの、あまじょっぱい感じが海外ではとても人気でした。それ以外だと、カントリーマアムやチョコパイもオススメです。

 

使い慣れた日用品少々

これは特に女の子に当てはまるかも知れませんが、シャンプー類や化粧品類、それから生理用品は多少持っていった方が良いです。

慣れないことも多く、最初3ヵ月間生活は確実にバタバタになります。そんな中で、日用品を何も持っていかなかず、到着早々現地で揃えるとなったら想像以上に大変です。まずホームステイにその旨を伝えなければならないし、どこで買えるのかも確認しなくてはならない。その上、慣れないスーパーで自分にあった商品を探し、レジでお会計をしてもらわなければならないのです。

そんな最初の手間や心配を、少しでも減らすためにも、生活が落ち着くまでの分は最低持っていきましょう。

 

常備薬

慣れないことや、不安なことがあると体調を崩しやすくなります。また、日本と気候の違いに体がついていけないこともあるかもしれません。そんな時、常備薬を持っていると安心です。いずれ現地でも入手できるので、たくさん持っていく必要はありませんが、とりあえず最初の分だけ用意しておくといいでしょう。

 

 電子辞書

言葉が分からないうちは、電子辞書があなたの親友になります。最近はスマホがあればアプリで対応でき、非常に便利です。しかし、高校では、いくら辞書を使っているだけであっても、授業中スマホが使えない場合が想定されます。言葉がわからない状態では、その許可を先生に取るだけでも一苦労ですよね。

ということで簡易的なものでも大丈夫ですので、電子辞書はあった方がよいと思います。スマホではなくタブレットで代用するのもありです。しかし、インターネット通信がないと使えない辞書アプリでは何かと困るので、通信不要のものをダウンロードしておくことをオススメします。

 

自分を癒すもの

これめっちゃ大切です。普段生活する中で、これがあると心がホッとするというものは絶対持っていきましょう。お気に入りの紅茶かも知れないし、出発前に貰った応援の色紙かも知れない。人によって心が落ち着くグッツは様々ですが、家具や巨大なぬいぐるみでもない限り、持っていくことをオススメします。

逆に、これがあることで、日本を思い出し余計寂しくなることもあるかもしれません。でも、留学の最初は誰でも辛いです。寂しくて涙がこぼれた時、その心を癒してくれる存在はとっても大切です。

  

できたら持っていきたいモノ

好きな調味料

ホームステイの場合は特に、その家庭の料理が自分の口に合うかは分かりません。そんな時、役に立つのが、好みの調味料です。ホストファミリーが提供してくれるご飯に、調味料を加えるのは気がひけるという方でも、小腹が空いた時に自分で作る目玉焼きやカップヌードルに加えることができます。馴染みのある味に心がホッとすること間違いなしです。

 

洗濯ネット

洗濯を自分でやる場合も、ホストファミリーにお願いする場合も、洗濯ネットはあると便利です。海外の大型洗濯機でガンガン洗って、日本からわざわざ持って行った洋服が、縮んでしまったりテロテロになってしまったらショックですよね。留学先では、日本から持っていたものは特に大切にしたくなるのが普通です。洗濯ネットを使って、大切な洋服を守りましょう。

 

歯ブラシ

歯ブラシは到着初日から必要です。これがないと、ホストファミリーにお願いして、自分が使えるものをもらう、もしくは、自分で買いに行かなければなりません。ある程度言語に自信がある方ならいいのですが、最初はホストファミリーに何か伝えないといけないと思うだけで、結構なストレスになります。そんなストレスになりうる要因を一つでも減らすためにも、歯ブラシは持って行った方が便利です。

 

普段日本で使っている洗剤・柔軟剤

これは現地でも手に入れることが可能な上、重いので、マストの持ち物ではありません。ただ、洗濯したものが、いつもの匂いだととても落ち着くものです。家族に応援してもらっていることも思い出せますし、なんだか守られている感じもします。とにかく不安な最初の3ヵ月、これがあるとちょっとした時、心の支えになるかもしれません。

 

必ず準備しておきたいコト

とりあえず自分のことくらいは言えるようにしておく

正直言語に関しては、どれだけ準備しても足りないです。また、日本で学んだ言い回しが現地ではあまり使われていなかった、なんてことも日常茶飯事です。ですのでそこまで神経質になる必要はありません。現地に行ったら、強制的に勉強することになりますし、日本にいた時とは比べ物にならないスピードで、ものごとを吸収していけるので最初からあまり喋れないことを不安に思う必要はないのです。

ただ、最低限自分のことくらいは言えるようにしておきましょう。名前と年齢、趣味や特技、土日の過ごし方が言えればとりあえず、ホストファミリーや友達に自己紹介ができます。

 

じゃがいもくらいは剥けるようにしておく

ホストファミリーの夕飯の支度を手伝う機会はたくさんあります。その時、何にもできないと虚しいので、せめてじゃかいもくらい剥けるようになっておきましょう。海外ではじゃがいもが何かと出番が多く、だいたい一家に10キロくらいは置いてあります。じゃがいもを剥きながらでもホストファミリーとコミュニケーションが取れたらいいですよね。

 

できれば準備しておきたいコト

質問の言い回したくさんを学んでおく

これを事前に準備しておくと言葉の上達が早いです。もちろん「あなたの好きなものはなんですか?」というような一般的な質問も良いですが、言葉の意味や言い回しに関する質問の種類をいくつか覚えておくと良いでしょう。

例えば「この単語はどう言う意味なの?」とか「これなんて言うの?」といった質問は、聞くだけで勉強になりますし、自分が知っているのとは異なった言い回しを現地ではしている可能性も大いにあります。せっかく留学するなら、現地の生きた言葉が学びたいですよね。

 

好き嫌いを少なくしておく

これはすぐに出来ることではないかもしれませんが、少しでも好き嫌いを無くしておくことで自分が後々楽になります。ホストファミリーが作ってくれた料理でも、好き嫌いのせいで楽しく食べることができなかったら、辛いですよね。全部克服しろとは言いませんが、ある程度食べられるよになっておいた方が良いです。もしどうしても無理な場合は、「それが嫌いで食べられない」という旨をきちんと伝えられるようにしておきましょう。

 

まとめ

今回は、留学最初の3ヵ月にあると便利なものをまとめました。

冒頭でも触れたように、留学全般で必要なものはたくさんあります。それはきちんと確認をして、用意してくださいね。その上で、最初の3ヵ月用に今回リストアップしたものを持っていくとよいと思います。

精神的に最も辛いと言われているのが、この3ヵ月です。でもここさえ乗り切れば、だんだんと言葉も分かるようになり、生活が楽しくなりますよ。 

おまけ。ちゃるコラム。

私の最初の3ヵ月もかなり辛かったのを覚えています。

まず最初の1週間は、1人になるたびにメソメソしていました。早くホストファミリーに溶け込まなきゃと思えば思うほど上手くいかず、「なんでこんなところに来てしまったんだ。早く帰りたい。」ってずっと思っていました。

そんな時支えになったのが、出国時に持っていたハンカチ

私は、洗剤や柔軟剤は現地のものを使っていたので、そのハンカチを洗って、家の洗剤の匂いが取れてしまうのが嫌だったんです。

結局、それだけはしばらく洗えませんでした。匂いをかぐたびに父と母に見守られている気がしたんですね。小さなことですけど、その時の私には大きな支えだったんです。

この身一つで、自分の知らない国に行くなんて、相当すごいことです。想像以上に辛いこともたくさんあります。だからこそ、どんなに小さなモノ・コトでも大きな支えになります。

たかがこんなもの、、、と考えずにしっかり準備することをオススメします!

 

じゃあねん。

 

22歳女子が真剣に考える。進学しない・働かないという選択肢について。

真剣に考える

こんにちは。ちゃる(@chalu_ki)です。

もう7月も終わりですねー。今月はなんだか色々ありました。

でもこの暑い中毎日クーラーがんがんのお家に引きこもれてなんて幸せなんだろと思っています(笑)

 

さて、今日は真剣に考えちゃうシリーズですね。そしてちゃる論をひたるら言いまくるコーナーですw

お題は「進学しない・働かないという選択肢」。22歳にして大手企業を突然退職した私だからこそ感じることも含めて書いていきたいと思います。

 

しばしお付き合いください。

 

日本の教育制度は働くことしか教えてくれない。

まずこれ。日本の教育制度には違和感を感じることが多いです。

どうやったらいい学校に進学できて、いい企業に就職できるのかをしか教えてくれない。もう働くことが前提じゃないですか。しかもほとんどの場合、雇われの身として。だって、教えてくれる先生方も同じように雇われの身分ですから、それ以外の方法、つまり働かないで生きていく方法を生徒に教えられるはずがないんです。

そんな教育制度のなかで育った日本の子ども達は、成績優秀なことがすごくて、高学歴であることがいいと思っている。そしていい企業に就職してたくさんお給料をもらうことを夢見ているんです。実際、一昔前までは高校受験だったのが、今は中学受験が主流になり学歴社会のスタートが一層若年化しています。小さい時からたくさん勉強して、いい学校に入って、、、という流れが完全に確立され、子ども達の頭にも植えつけられている。

 

これでいいんですかね。

私はそうは思いません。

 

だって、世の中には、働かないで生きていくとう選択肢もあるからです。昨日の記事

chaluki.hatenablog.com

でも多少ふれましたが、資産がなかったら一生働き続けなければならない。まさにラットレースのど真ん中にい続けなければならないんです。

これでは自分の好きなことができません。自分の人生なのに。

私はそのことに気づいた時、会社を辞めました。冷静に、自分の命をお金に変えたくはないと思ったからです。

 

すぐに進学せずにプラプラして何が悪い。

もう一つ違和感を感じることがあります。

それは学生ですら、自由な時間がないということ。高校を卒業したらすぐ大学に進学し、大学を卒業したらすぐ就職する。これじゃあいつ一休みするんですかね。というかいつ、これが自分の進みたい道なのか冷静に考えられるんですかね。

私は大学を卒業後1年弱プラプラしてから就職しました。高校の時も大学入学までに3ヶ月のプラプラ期間がありました。

この就職前のプラプラ期間に人生を見つめ直す時間があったんです。これから進む道は本当に正しいのか、何度も考えさせられました。私の場合、どんなに考えても実際やってみなきゃわからないと思っていたので、とりあえずそのまま就職したんですね。

でもやっぱりあっという間に辞めました。ここまで早く決断できたのは、プラプラ期間があったからです。あの時自分の人生を真剣に考える機会と時間があったからです。

でも、普通に日本の大学を卒業し、就職するとなったらそんな機会も時間もありません。確かに大学4年の就活後は暇かもしれませんが、、、それでも長くて半年ほど。その間に一応卒業論文も書かなければなりません。

それに、大学にいる友達は、ほとんどの場合自分と同じように就職の道を進むわけです。こうなるともうそれ以外の選択肢は、想像すらつかなくなります。

そんなの勿体無さすぎます。自分の周りにいる自分と同じ類いの人たちだけを見て、気付かぬうちに自分の人生の幅を狭めてしまうことになるんです。

 

だから、日本の学生のみなさん、もっとプラプラしてください。

真面目に勉強するのが大切と思っているかもしれないけど、プラプラして自分の人生を考えることの方が大切です。とことんプラプラして、自分とは異なる生き方をしている人の話を聞いてください。自分で自分の人生の幅を狭めないでください。

 

海外方式:ギャップイヤー

唐突ですが、、、ギャップイヤーってご存知ですか?

 

ギャップイヤーとは、

ギャップイヤーとは、もともと英語では人生の節目の空いた期間(1年とも限らない)を使って旅をするという意味でしたが、近年その言葉が普通に使われているオーストラリアや英国、カナダでは・大学入学許可書を持っている高校卒業者が、あえてすぐには大学入学はせず1年間世界を旅し人生経験を積んだ1年後にその大学に入学するという意味と捉えられます。 

出典:(ギャップイヤー | 日本ワーキング・ホリデー協会

とありますが、もうすこし分かりやすく言うと、

「高校や大学卒業後、すぐに進学せず自由な時間を楽しむ」

ことをギャップイヤーと言います。

日本でもだんだん認知されてきているように感じますが、友達に突然ギャップイヤーを取ると言われたら「へっ?」ってなる方が、まだまだ多いのではないかと思います。

これぞ、プラプラをより格好良く言ったものです。海外ではこのギャップイヤーが普通に認知され、利用されているんです。プラプラがその地位を確立しているんですね。

このギャップイヤーで旅をするなり、ボランティアするなり、やることはなんでもいいんです。大切なのは、決められた生活リズムから抜け出し、自分で時間をコントロールすることと、普段とは異なる人とたくさん出会うことです。

その経験と時間が、自分の人生を考えるきっかけを与えてくれます。

 

人生最後はどうにかなるもんよ。

22歳のそこらの女子がこんなこと言ってごめんなさい。でも私、22歳にしては本当に色々経験してきたと思っています。今まで訪れた国は26カ国くらいはあるし、なにせこの歳でもう退職のご挨拶までしたんです!はい、偉そうにごめんなさいwただの無職プー太郎ですw

んで、やっぱり人生最後はどうにかなると思っています。進学しなくても就職しなくても人は生きていけます。特に日本国民なら最後の最後は国が助けてくれることになってます。これは本当に最終手段ですが。。。

要は毎日食べるものと寝るところがあれば人間生きていけるんですから。変な話、高校なんか行かなくて、就職なんかしなくて田舎で自給自足の生活だって全然ありなんです。私はそういう人、面白いと思います。一緒に飲みに行って話聞きたいと思います。

今までのプラプラで本当に色々な人にあってきました。ありえないくらいのお金持ちから、収入源ゼロなのに楽しそうな人たちまで。自分の個性を貫いて生きる人、とことん自由を追求する人、この世界は本当に様々な種類の人たちであふれています。

でもみんな生きていけてるんです。どんな形であれ、生きていけています

だから、どんな選択をしても大丈夫です。

一番ダメなのは、選択をしないこと。選択肢があることすら考えないこと。

人生って自分が思っているほど長くありません。人はさらっと死んじゃうんです。

 

そう考えたら、国の教育制度に植えつけられた概念を疑わず、進学のために毎日真面目に勉強したり、給料のために夜遅くまで働いている場合じゃないと思います。まずは、もっともっと世界は広いことを知るべきです。その上で、自分が進みたい道に進む。そして、また色んな世界を知る。この繰り返しです。

それが自分の人生を生きるということだと思っています。

 

まとめ

今回は「進学しない・働かないという選択肢」について真面目に考えてみました。

結論、私はこの選択肢全然ありだと思います。進学に関しては、もう終わってしまったことなので、なんとも言えませんが、、、働かないに関しては大賛成です。むしろその道に進むことしか考えていません。だってすでに会社やめちゃったしw

そんなんで生きていけるのかと言う声が聞こえてきそうですが、、、生きていけます。

生きていけるようにするからです。世の中色々な生き方があるのも知っているし、どんな道でも絶対最後は大丈夫という自信もあるからです。生意気でごめんなさい。

なにはともあれ、こんな選択肢もあることをもっと多くの人、特に学生さんに知ってほしいです。そして世の中には私みたいな変人もたくさんいること、今自分がいる世界が全てではないことを感じてほしいんです。

私には、そんな機会ない。。。と思っていませんか。

近くの図書館でも本屋さんでも行って見てください。様々な生き方をしている人の人生が詰まった本がたくさん置いてあります。直接話を聞くことができないなら、本を読むだけでいいんです。それだけで世界は広がります。

 

 

おまけ。ちゃるコラム。

なんだか偉そうに色々かいてしまいました。。。

勢いに任せて書いている部分もあるので、拙い文章で読みにくかったと思います。ごめんなさい。

私、昔から根拠のない自信があるタイプの人間だと思っています。なんとなく、大丈夫っしょ。って思うんですね。実際それで本当にダメになったこともなく、今まで生きてこれているので、こういう適当な感じも重要なんだと思います。

「大丈夫っしょ」で始めて、想像以上にダメだったら、「まぁいっか」で次に移る。

私の人生そんなもんです。

 

じゃあねん。

22歳女子が、夜な夜な真剣にキャッシュフローゲームをしてみた。

キャッシュフローゲーム

こんにちは。ちゃる(@chalu_ki)です。

毎日暑ですねー。相変わらず挨拶のボキャブラリが少なくてごめんなさいw 暑いとほんと毎日なんもやる気がしないのは私だけでしょうか(笑)

 

さてさて、昨日の夜キャッシュフローゲームというものを初めてやりました。

というわけで今回はその感想をまとめてみたいと思います。

 

ご興味のある方、しばしお付き合いください。

 

 

キャッシュフローゲームとはなんぞや。

まず、キャッシュフローゲームってそもそも何?って方のために。

これですね。

キャッシュフロー 101 (日本語版)

キャッシュフロー 101 (日本語版)

 

 このいかにもアメリカンなパッケージを身にまとったボードゲームです。ゲームの内容としてはモノポリーに近いですね。

ってか!!高っ!

なんじゃこりゃ。たかがボードゲームで4万近くするなんて。恐ろしすぎます。ロバート・キヨサキはこれで儲かってるんじゃないのかー!!と叫びたくなる価格です。

まぁそれは置いといて、このロバート・キヨサキという名前どこかで聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

そうです、あの金持ち父さんシリーズの著者ですね。

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

 

 お金持ちになりたければ必ず読め!!と言われている本です。私も1年くらい前にある人の影響を受けて読んだのですが、結構考えさせられたのを覚えています。

キャッシュフローゲームは、まさにこの本の中で提唱されている生き方をボードゲーム上で体験してみるゲームです。ゲームを通して、お金とは何か、自由に生きるとはどんなことなのかを身をもって体感できるようになっています。

 

ゲームのルール:ラットレースから抜け出すのだ!

まず簡単にゲームのルールを説明します。

と、その前に一つ知ってもらわなければならない大切な言葉があります。

 ラットレース

このワードが金持ち父さんシリーズの本の中でも、キャッシュフローゲームの中でも大変重要なのです。

ラットレースが何を表すのかと言うと、働いても働いても一向にお金持ちにならない状態のことです。想像してみてください。ハムスターが回し車の中でくるくる回っている姿。めっちゃ走っているのにどこにも行けてない姿。まさにラットレースとはその状態のことを表しています。ハムスターの場合は可愛いですけど、人間の場合は悲惨なんです。

ここでいうお金持ちとは、給料が高い人ではありません。資産がある人のことです。

もっと具体的に言うと、働かなくても生きていける人のことです。

そして、このゲームの最初のゴールは、資産からの不労所得が総支出を上回ることなんですね。つまり、働かなくても生きていける状態になれば、最初のゴールはクリアです。

 

ではでは、もう少し具体的にゲームの流れをみていきます。まず、ゲームを始める前にやらなければならないことは2つ。

①プレーヤーは職業カードを引く

ちなみに昨日私が引いたのは、これでした。

職業カード

弁護士ですねー!高給取りです!!と喜んであとで痛い目にあいましたw

あっちなみに、私がやったのは英語版なので、、、普通に日本語版を買えば全て日本語で書かれてます。でも英語版の方が安いみたいですよん。

②引いた職業カードに書いてある情報を、専用の紙に書き出す

続いて、この職業カードに書いてある内容を、専用の紙に書き出します。毎月の収入と出費を書く感じなので、家計簿みたいですね。

こちらはネット上で日本語のシートを発見したので、埋めてみました。

バランスシート

 

さて!これで準備は完了です!

あとはこの紙に書いてある、不労所得が総支出を上回るようゲームを進めるのみです

 

といっても、最初はラットレースと書かれている、なんともせまーい範囲をくるくる進み続けなければなりません。。。

キャッシュフローゲーム

この中には、給料日のマスがあったり、テレビを買うとか、カフェに行くという無駄遣いカードを引かなきゃいけないマスがあったり、、、まぁ普通の人生ゲームみたなもんですね。そーいえば、途中子供が生まれるマスもありました。ゲーム上だと、毎月の出費が増えるだけで全然嬉しくないんですけどね。まだ小さいピンが車に乗せられる人生ゲームの方がましです(笑)

唯一異なるのが、オポチュニティやマーケットといたマスが散りばめられていること。これらのマスでは株とか、不動産の売買をすることができます。ここで、どうにかして資産を増やしていかないと一生ラットレースから抜け出せないんです。

 

まぁざっくり言ってルールはこんな感じです。もっと細かい部分もたくさんあるんですが、それは今回ははしょらせてもらいます(笑)なにせ、私自身もまだよく分かってないんでw やりまくって、プロ級になったら分かりやすくまとめます!!w

 

さぁー22歳無職プー太郎の女子が、夜な夜なワイン片手にやったキャッシュフローゲームの結果はどうなったのでしょう。。。

 

ゲームの結果

結果:ラットレースから抜け出せなかった。

はい、めでたく敗北しました(笑)ゲームをしているうちにかなり遅くなってしまって、諦めたというのもあるのですが、、、言い訳w 抜け出せなかったですねー。

自分的には、結構積極的に資産増やしを行ったつもりだったんですけど、なぜか一緒にやっていた警察官の人に負けました。しかも子供3人もいたのに!

なぜだーーーーおいら弁護士なのにーー!毎月、$7,500も稼いでいるのにーー!それに独り身だぞーーー!おいっ。

そうなんです。敗因はここにあると思います!職業のせいにしてみるw

高給取りではあったのですが、その分総支出も多かったんですよ。ラットレースを抜け出すためには、不労所得総支出を上回らなければなりません。

つまり、総支出が最初から多かった私は、かなりの額の不労所得を得なければならなかったんですね。

それを考慮すると、株ばっかやっててもダメだったんだと思います。不動産で家賃収入があれば、毎回給料日のマスを越えるたびに不労所得が発生するけれど、株はちょっと事情が違ったんです。

まず、株のカードが引けるには、そこのマスに止まらなければならない。その時点でマスを超えても、もらえる家賃収入より不利になります。加えて、カードを引いても自分がもっている株に関するものかは分からない。仮に運良く当たったとしても株価が上がっていなければ利益は出ない。

以上を踏まえると、株でラットレースを抜け出すことを目指すのは得策ではなかったんですね。あくまでゲーム上で、ですよ。現実世界ではよく分かりません。

実際株は、一発だけあてて、後は、損もせずたいして得もせずという状況でした。

 

とりあえず初めてやってみての感想

今回初めてやってみて、とりあえず感じたことは、このゲーム長い(笑)それだけとかアホすぎるw だってー、まぁルールがよく分かってなかったからというのもありますが、夕飯後に初めて、終わったの深夜ですよ。しかもちゃんと終わったと言うより、眠くて挫折した感じです(笑)

でも、1回やっただけで、なんか色々学んだ気がします。とにかく資産を作らないと、同じコースをくるくる回っている状態からは抜け出せないと言うのが視覚的によく分かるのがポイントですかね。ゲーム上だったとしても、それが分かっているのと分かっていないのでは、人生変わってくると思います。

とりあえず、もっと回数を重ねてみることにします。そうすれば何か根本的な気づきがあるかもしれないし、人生ゲームとか、そこらへんのボードゲームよりよっぽど学びがある気がします。

 

まとめ

今回はキャッシュフローゲームの感想をまとめて見ました。だいぶ雑な感じになってしまってごめんなさい。。。

22歳の無職プー太郎が、夜な夜な彼氏とキャッシュフローゲームするなんてシュールすぎる絵面ですよね(笑)だいたい現実世界でキャッシュのキャの字も生み出していない私。。。。

でもいつか私も、

ラットレース抜け出してやるーーーーー!!

と思っています。そのために会社辞めたのもありますし。だからまずはこのゲームから制覇してみせます!

 

おまけ。ちゃるコラム。

ボードゲームなんてやったの小学生ぶりです。

私が小学生の頃、お菓子の人生ゲームがあったんですよ。お菓子食べられるマスがあるやつ!あれ、楽しかったなー。

そんな無垢で可愛らしかった少女が自分で言うw今は夜な夜なキャッシュフローゲームで札に目をギラギラさせているだなんて。なんだかきたない大人になってしまった気がします。。。

それはともかく、今回のキャッシュフローゲーム。

色々調べると、やはりかなり奥が深いみたいです。これは毎日冷房の前でぽけっとしている私が1回やってマスターできるはずもありません。

と言うわけで、今後も研究を続けていきたいと思います。

 

じゃあねん。

 

 

 

 

【具体例つき徹底解説】ニュージーランドの教育制度!中学・高校・NCEA編

ニュージランド教育制度

こんにちは。ちゃる(@chalu_ki)です。

今日はちょっぴり寝坊しました。といってもどこに行くわけでもないので、「あ寝すぎた。」程度で済みます。あー会社辞めたよかった。ほんとダメ人間化してるw

さてさて。今日はニュージーランドについて書くことにしました。

ニュージーランドの高校の授業って本当自由なんです。これに慣れちゃうと、日本の高校が軍隊のように感じます(笑)

ということで、今回はニュージーランドの中学高校の特徴をまとめます。加えて、全国共通学力試験NECAを自分の成績を具体例にし、徹底解説します。

 

しばしお付き合いください。

 

13歳から17歳までが1つの学校に!中高一貫制度!

まず、ニュージーランドの学校はほとんど中高一貫です。公立高の方が圧倒的に多いですが、もちろん私立高もあります。そのほとんどが、男女別で宗教系の学校になります。

学年の数え方にはyearを使い、year 11までが義務教育です。日本でいう中学校みたいな感じですね。ただ、年齢や学力的にはyear 11は日本の高校1年程度に相当します。

その後、year 12とyear 13の高等部には、大学進学をしたい学生のみが進学します。

ほとんどの学校にはyear 9(だいたい13歳)から生徒がいるので、year 9からyear 13まで、5学年が1つの学校にいるということになりますね。

 

写真クラスにドラマクラスまで!科目は自分でチョイス!

year 11からyear 13までの生徒は好きな科目を選択し勉強することができます。

ただ、ほとんどの学校ではyear 11 では英語、数学、理科の最低3科目が必須です。場合によっては必須科目が4個や5個になる場合もあります。そして、それ以外の科目は自分で選ぶ仕組みになっています。

学校によってチョイスは様々ですが、私のいた学校には音楽や体育の他にも、写真やファッション、ドラマや木材加工のクラスがありました。

何科目選ぶかは、学校と学年によって異なります。が、ほとんどの場合、合計6科目になります。

それは時間割が以下のイメージで組まれるからです。

時間割イメージ

よーく見て見てください。この時間割、規則的に組まれていますよね。

例えば、月曜日の1時間目の英語は、火曜日には2時間目に、水曜日には3時間目になるといった具合です。そして前日の5時間目のクラスは翌日はありません。例えば、火曜日の5時間目のチョイス1は水曜日にはなく、木曜日の1時間目にきます。

こうなると月曜日の1時間目にある科目(この場合英語)だけ、金曜日まで組み込まれることになるので、金曜日は1時間目に授業はなく、ここで調整をします。

これで、6科目全部が1週間あたり4時間勉強できるわけです。

この休みの1時間は学校によって異なりますが、どこかの曜日の1時間目か5時間目に調整されることが多いようです。この時間は生徒は登校する必要はありません。

 

休み時間は2回!クラス移動は生徒がする!

先ほどの時間割例を見てもらうとわかるように、休み時間は1日2回しかありません。1回目は2時間目と3時間目の間でインターバルと呼ばれ、30分ほど。この時間におやつを食べて小腹を黙らせます。ニュージーランド人にとってはおやつはパイとか、りんご丸ごととか、かなりワイルドですがw

そのあとは4時間目の後にランチが1時間ほどあるのみ。1時間目と2時間目の間、それから3時間目と4時間目の間は休みはないのです。ただ、この間に生徒は教室を移動します。移動中友達とおしゃべりできるので、日本のように10分休みがなくても特に問題ないのです。

先生が教室を移動することは、ほとんどありません。生徒がその先生の教室に行く。これが基本です。

 

飲食は基本自由。 

ニュージーランドでは授業中の飲食は自由なことが多いです。さすがに、ポテチを袋ごとむしゃむしゃしてたら、授業の妨げと思われるかもしれないですが、チョコを口に入れたり、お菓子を軽くつまむのは問題ありません。学校や先生の方針による部分ももちろんありますが。。もちろん飲み物を飲むのもおっけー。積極的に授業に参加していれば、何を飲んでいようが食べていようが全然気にしないのです。

 

なにしててもOK!!フリー時間!

学年が上がるにつれ、自分で選べる科目数が増えていくことがほとんどです。これは、次に説明する全国共通学力試験NECAの仕組みがあるからなのですが、year 13になると、ほとんどの場合、全ての科目が自分で選択したものになります。生徒によっては、6科目も必要なく、5科目で足りてしまうケースもあります。

そうなると、出てくるのがフリー時間!本当は自主学習にあてる時間なのですが、実際のところ学校にいなくても大丈夫。私もyear 13の時はこのフリー時間が1時間あったので、時間割にはかなり余裕がありました。

 

Year 11から開始!全国共通学力試験NCEAとは?

お待たせしました。

ニュージーランドの教育制度の自由度が高い理由は全てここにあります。

この全国共通学力試験、通称NCEAはyear 11からyear 13までの生徒が受けるものです。year 11でレベル1、year 12でレベル2、year 13でレベル3となります。レベル1は義務教育の終了試験、レベル2と3は大学受験に必要なものです。

レベル1から3までの仕組みを簡単にまとめたのでご覧ください。

NCEA概要

基本的には1年を通して単位を取っていく大学のシステムをイメージしてもらうと分かりやすいと思います。どのレベルも合計80単位以上ないと合格できません。うち60単位はそのレベルの単位、20単位は1つ下のレベルの単位を持ち越すことができます。つまりレベル1をもっている生徒がレベル2を取得する時は、実質60単位を取れば良いのです。

単位ごとに評価がつけられます。例えば、1つの課題が4単位に値するとして、その課題でexcellentの評価をもらうと、excellent単位が4単位ゲットできます。最終的にそのexcellent単位が50単位集まると、全体評価もexcellentとなるのです。ちなみに評価はachieved→merit→excellentの順番になります。

1つの科目で年間20単位から30単位は取れるように、カリキュラムは組まれています。

 

【具体例】私の実際のNECA成績

私はyear 11の真ん中からニュージーランドでの学校生活をスタートしたので、 レベル1は受験していません。その後レベル2が取得できた時点で必然的にレベル1が取れた形になります。

やはり、いくら言葉で説明されてもイメージがつきにくいかと思うので、実際の私の成績を具体例として使ってしまおうと思います。

 

まず、レベル2の成績から。

NCEAレベル2成績

左側が選択していたコース。この時私は、レベル3の日本語のクラスも取っていました。せこいw 並んでいる数字が獲得単位数です。

例えば、一番上のドラマクラスだと、不合格(not achieved)の単位が5つ、achievedが9つ、meritが8つ、excellentはなしとなります。

合計獲得単位はレベル3の日本語と合わせて、118単位なので、レベル2は無事合格。その中でも、excellentの単位が合計55単位あるので、全体評価もexcellentになります。

ちなみに、科目によっては合格が不合格か、つまりachievedかnot achievedかのみの科目もあります。この中でいうとESOLと書かれている科目。これは第二言語で英語を学ぶ生徒専用の英語クラスなのですが、この科目のテストでmeritやexcellentを取ることはできません。(この部分は最後にまた説明します)

 

続いて、レベル3の成績。

NCEAレベル3成績

レベル3の時には、5科目しか選択していません。5科目で60単位は必ず取れると思っていたからです。結果、合計獲得単位は121単位でレベル3も無事合格。その中でexcellent単位が66あるので、全体評価もexcellentになります。

結局 year 12もyear 13もこのNCEAを取るためだけにあるので、合格できる見込みがあれば、選択する科目数を減らしても全然問題ないですし、テストも受かるのであれば授業に出なくても大丈夫なんです。実際私は、奨学金を取るためデザインと写真のコースに注力していたので、数学系のクラスはほとんど出てませんでした(笑)

 

ちなみに、科目別でも見てみます。レベル3の微分積分のクラスで見てみましょう。

NCEAレベル3科目別

これが1年で受けたテスト一覧です。

テスト番号が4桁のものと5桁のものがありますよね。これは先ほどちょっぴり出てきた、合格・不合格(achieved・not achieved)のみのテストか、merit・excellentが取れるものかの違いです。4桁のものが合格・不合格のみのもで、5桁がmerit・excellent対象のものになります。イメージとしては小テストと普通のテストみたいな感じですね。

科目によっては、この小テストしかない科目もあるんです(さっきのESOLがこれに該当します)。

種別のところのINとEXはInternalとExternalを表し、Internalは学期内テスト、Externalは学年末テストになります。

一番上の科目評価に注目してください。これは全体評価と同じで、一定の単位数をmerit またはexcellentで取るともらえるものです。この微分積分の科目評価はmeritでした。

 

まとめ

今回はニュージーランドの教育制度の特徴まとめをしました。

特に留学生にとってややこしいのが、このNCEA制度。私も最初は理解するのに相当苦労したので、この記事が誰かの役にちょっとでも立てばいいかなと思っています。

ニュージーランドの教育は基本とっても自由です。学校や先生によって、方針も、スタイルも異なることが多いのが特徴。お家で親が勉強を教える、ホームスクールというスタイルも認められているくらいですから。

自由の中では、本人の意思がとても尊重されます。科目選びから、授業の受け方に至るまで、自分で決め行動するのが大切と考えられているからです。

 

おまけ。ちゃるコラム。

 

いやーパソコンってすごいです。google様様です。

この記事を書いていて、

「あー具体例に、自分の成績情報があったらなー」とふと思ったんですね。

でも、

「いやいや、もう5年以上経っててそんな情報アクセスできないか。だいたい、ログインIDもパスワードも忘れてるし。」

って半分諦めで、NCEAのサイトを開いたら、、、

すでにIDとパスワードが入っていたんですよーー!その当時記憶させてあったみたいです。すごーーー。というわけで無事にアクセスできて、具体例が書けたんです。

パスワードの記憶ってすごいですよね。おかげで自分では全く記憶ができなくなりましたが(笑)これが消えたら、なんにもログイン出来なくなるのでは。。。恐怖です。

 

自分でいうのも何ですが、成績見返してて、当時は頑張ってたなーとしみじみ思いました。留学半年で、まだまだ英語もよく分からない状態から、よく現地の子と同じテストとか受けようと思ったなと。

今だったら「いやいや、絶対無理だわ」って挑戦すらしないと思うんですよ。でも結果、ちゃんと合格できたし(それも割と優秀な成績で)、大学だって行けたんです。だからやっぱりなんでもやってみるべきですね。

昔の自分から学びました。感謝です。

 

じゃあねん。

【リスト長すぎ】身長150.2㎝あるあるを書けるだけ書いてみた。

高い所に乗る女の子

こんちには。ちゃる(@chalu_ki)です。

今日のはてなブログのトップに、こんな記事を発見。

www.nych87.com

なんとも可愛いブログです。イラストがあって見やすいし、文章もすごく面白い。私もこんな風に書けたらなーなんて憧れちゃいますね。

それはともかく、この「自動ドアが開かないタイプの人間」ってにーちさんのブログでは陰キャラあるあるで紹介されているんですけど、これ、私は低身長あるあるでもあると思うんですよ!

ということで、今回は身長150.2㎝あるあるを書き出してみました。

しばしお付き合いください。

 

低身長(150.2cm)あるある思いつく限りあげてみた。

  • 「大丈夫?届く?」という声がけ

これ定番。小学校の黒板消しから始まり、手を伸ばしていると常に「届く?」と言われる。高身長の人々から見たら、あり得ないくらい腕を伸ばしているに違いない。

  • 満員電車は息できない

満員電車は地獄です。150.2cmエリアにはスペースがありません。息ができません。

  • つり革届かない

つり革?そんなもの掴まった方がバランス取りづらいです。手すりがあるエリアを確保することに必死なんです。

  • 肘が恐怖

ボディーパーツの中で肘が一番恐ろしいです。よく顔面に直撃して、鼻へし折れたかと思います。

  • 前が見えない

視界は基本何かしらに遮られます。ただ、同時にスルスルスルっと隙間をぬって前にいくことに関してはプロ級です。

  • 自動ドアが開かない

なぜか自分の時だけ、開かない。ジャンプしても開かない。そんなの日常茶飯事です。

  • 美容院での「もう少し上きてください」

シャンプー台でのお決まりのセリフ。体をクネクネさせて上に這い上がる、気まずいモーメント。

  • ズボンは裾上げ必須

ズボンがそのまま履けることはほぼない。お直し必須。それも結構な長さの生地が捨てられる。

  • 7分丈は10分丈になる

7分丈?いやいやどう見ても10分丈です。

  • ワンピースは難しい

特にウエストの所にラインが入っているやつはアウト。そのラインがウエストに来ることはありません。ただ、胴長短足に見えて終了。

  • 靴がない

22㎝の靴はレアです。ミュウツー並みにレアです。子供靴ならあるんですが、マジックテープにピンクリボンがもれなく付いてきます。

  • 足がぷらぷら

足がぷらぷらする感覚ってわかります?どんな椅子だったとしても、しっかり座ると足はつきません。下手すると、ぷらぷらせずに、膝下ピーンってなります。

  • フックに届かない

トイレの荷物かけ、高すぎます。バックの底を持ってうまい具合に持ち手に引っ掛ける。そんな小技が必要です。

  • 車のシートの調節に一手間

車のシートって、高さと位置の調節がありますよね。これら2つをマックスでやります。マックス高くないと前が見えません。マックス前に出さないとアクセル踏めません。

  • ものが取れない

高い位置にあるものに限りません。奥にあるものも取れません。

  • 相合傘でびちょぬれ

傘を相手に持ってもらうと確実に濡れます。自分で持つ場合も腕を伸ばして相手の頭の位置に合わせるので、結局濡れます。

  • プールで水没

プールで足が着かず、水没することが多々あります。

  • 小数点以下も重要

私は150㎝ではないんです。150.2cmなんです。これ重要。

  • 未成年に見られる

「お酒飲める?」と言われます。体質ではなく、飲むのは合法か、という意味で聞かれます。

  • 身長伸びる神話は信じない

カルシウムを飲めば身長が伸びる、牛乳飲めば身長が伸びる、ぶら下がれば身長が伸びる、この類の話は一切信じません。そんなんで伸びるなら苦労してません。

  • 「身長伸びた?」に有頂天

この歳でそんなことありえないのに、ちょっぴり高めのヒール履いてるだけなのに。でも嬉しすぎて飛び上がりそうになるこの言葉。

  • 高身長女子とのハグは幸せ

高身長女子にハグすると必然的にパフパフ状態に。ぬくもりを感じる。

  • 彼との身長差はいつも半端ない

いつもだいたい25cm差。頭を肘置きに使われる。

  • 少し高くなるだけで感動

高いと世界はこんな風に見えるのか!といちいち感動してしまう。

  • ヒール履いても無駄な抵抗

5cmのヒール履いたって155.2cmにしかならん。意味あるのか。

 

まとめ

とにかく長い。このリスト。エンドレスなのではないかと思うほどです。

「小さいと可愛いらしくていいね」とか「女の子は小さい方がいいよ」とか言われます。

でも!それ以前に大変なんです。日々の生活が(笑)

でもまぁ生まれてからずーっとそうなんで、これが普通だし、逆に高身長の人の悩みだって絶対あるし、、、と思うとまぁいっか。なんて思います。

結局、人生いかにこの「まぁいっか。」を増やせるかで幸福度が上がると思うんですよ。

まぁいっか精神大です。

 

おまけ。ちゃるコラム。

私、150.2cmしかないですけど、これでも母親より大きいんです。母親は146cm。この4cmって結構大きいですよ。

家の中は小人仕様にできています。

天井は高くても意味がないので、収納スペースを付け、空間を活用。

キッチンは普通のより全然低い位置で設置し、棚も母が手の届く範囲で配置してあります。

父親はそこまで大きくないですが、さすがにこの小人仕様の家にいると天井ギリギリで巨人に見えます。

私はこんな小人仕様の中で育ったから、小人になっちゃったんですかね。言い訳w

それでも母は、小さいことの大変さを身をもって感じていたんでしょうね。小さく生まれた私の身長を伸ばそうと、ありとあらゆることを試してくれました。

食事に、サプリメント、ストレッチに整体。なんでもやりました。

でも結局伸びなかったんですよ(笑)

でもこんだけやったのに伸びないから仕方ないねって落ち着きました。

こんな記事書きましたが、小さいことをそこまで気にしてません。

だって変えられないから。まぁいっか、って思ってるんです。

人生そんなもんよん。

 

じゃあねん。