ちゃる記(^^)

ちゃる記

「就職に有利!」でも「外国人の友達を作る!」でもない!本当に英語がペラペラになりたかったら目指すべきこと。

f:id:chaluki:20170718151209j:plainこんにちは、ちゃる(@chalu_ki)です。

私は、高校の時からニュージーランドに留学をし、そのまま現地の大学を卒業しました。その後も中国語だったり、タイ語だったりいくつかの言語をちょこちょこ勉強してきた言語オタです。

そんな言語オタちゃるが、言語オタらしく

英語を学ぶ本当のメリット・楽しさをお伝えしていきます!ちょっぴりダークかもですW

そして、この楽しさにハマるとあなたは自然に真のペラペーラになるのです!

 

上っ面のメリットだけに捉われちゃダメ!

 

英語に限らず、様々な言語を学んでいると、「就職に有利でいいわねー」とか「ペラペラだと外国人のお友達もたくさんできるわね!」とか「ちゃるちゃんとなら、どこへでも旅行に行けそうだわ!」とか言われます。

また、逆にこれらを目標として勉強に励んでいる方も多いのではないでしょうか。

実際に私も、勉強し始めたときは「世界中の人と友達になるんだっ!」なんていう目標をもっていました。平和的でしょん。

確かに、英語がペラペラなら少なからず就職には有利です。海外の友達もたくさんできます。英語圏外のど田舎でない限り、旅行も特に不安を抱えることなく行くことができます。

 

でも、これらだけを目標に英語を勉強しても、真のペラペーラになることはできないのです。

だって、上っ面のメリットすぎるんだもん。

言い換えると、これらの目標はペラペラまでにならなくても達成されてしまうんです。

  • 就職に有利=TOEICで高得点で達成≠真のペラペーラ
  • 外国人の友達作り=カタコト+ニコニコ笑顔で達成≠真のペラペーラ
  • 旅行に困らない=カタコト+指差し英語で達成≠真のペラペーラ

つまり、一番大切なのは、

真のペラペーラにならないと、達成されない目標

を見つけること。

もしくは、

真のペラペーラになったら得られる快感

を知ることです。

目標設定を誤ると、ペラペラになる前に満足してしまいます。

そして、中途半端なところで満足して終わってしまうのです。

なんてもったいないのだ!言語を学ぶことはもっと奥が深いのです!!必死に訴えてみる! 

真のペラペーラ=多重人格者

いきなりすみません。でもここで一つのアイディアを提唱させていただきます。

そう!22歳海外滞在歴6年のちゃるに言わせると、真のペラペーラは多重人格者なのです!

もしあなたも真のペラペーラになりたいと思ったら、多重人格者になることを目指さなければいけません。あくまでちゃる論です。

「多重人格者ってなにw頭おかしいだけの人じゃんw私は英語がペラペラになりたいだけで、頭までおかしくしたくないんだけど。」

って思っているそこのあなた!!

多重人格ってそんな大げさなものじゃないんです。

もちろん、解離性同一性で人を殺しまくる映画「スプリット」や「アイデンティティー」の主人公たちみたいな多重人格とは話が違いますよー。

もっと可愛らしい類の多重人格です。どんな類や!!

 

海外生活6年で気づいた!言語と多重人格の関係!

私が交換留学早々日本に帰らないと決意した理由はここにあります。

冒頭で触れましたが、私も「世界中の人と友達になりたいっ」と思い英語を勉強し始めました。でも留学半年が過ぎた頃、気づいたんです。

「あれ?これもう世界中の人と友達になれるんじゃね?」

もちろん実際この時点で、物理的に世界中の人と友達になっていた訳ではありません。でも、その当時の英語力でも十分に世界中の友達が作れることがわかったんです。

だって、友達になるにはペラペラな英語力なんて必要なくて、ある程度の単語とニコニコ笑顔と時々ハッピータンがあれば十分だったんです。ニュージーランドではとにかくお菓子のハッピーターンが人気でした。あれにはどれほどお世話になったことか。。。

留学半年でそのことに気付いてしまった私。

ある意味目標は達成されてしまったのにも関わらず、ニュージーランドに居続けることを決意したのは、

私が既に言語の深みにはまり、多重人格者への一途を辿っていたからです。

 

解説していきます。

日本語の文法と英語の文法が異なることはご存知ですよね。

英語をしゃべることにまだ慣れていない人は、とりあえず、日本語で言いたいことを考え、それを英語に訳すという作業を頭の中で行います。

だんだん慣れていくと、定型文の様な形でサラサラといえる文章が増えていきます。例えば、

"My name is Chalu."を

「私の名前はちゃるです」

といちいち日本語から考えて英語に訳す人は少ないですよね。

この定型文の種類が増え、ある程度応用もきく様になるとペラペラに近くのですが、この過程で、脳は英語回路を作り出すのです。医学的にはわかりませんwあくまで感覚的にです。

そしてこの英語回路、人格を変えるのです!

一般的に、英語は日本語よりストレートに物事を伝えます。

文法も主語・動詞が続き、結論から物事を言うのです。尊敬語や謙譲語といった、単語そのもので敬いの表現をするのではなく、あくまで文章の組み立て方で、丁寧にする度合いを調節するので、相手が誰であろうと、真っ直ぐな表現が使われます。

結果、英語回路を育てていくと、それに伴って日本語とは異なる物の見方や考え方を自然に身につけていきます。

おもしろいのはここからです。

 

人格変更ナチュラルスイッチー!

日本語回路の人格と英語回路の人格。この2つは面白いほどナチュラルに切り替えられます。どちらかの言語を話すだけです。

私も最近ようやく、はっきりと自覚する様になったのですが、日本語と英語を話している時では明らかに性格が違うのです。

伝え方云々の話に止まらず、好みや、物の見方、価値観、性格の根本的なところに至るまで何もかもが違います。

それなのに、当の本人は気付いていないのです。ただのアホなのでは。。。?w

話す言語を変えるだけで、何にも意識しないうちにさらっと性格まで変わるのです。

ここでちょっくら、言語ごとに自分の性格を分析してみました。

スイッチ切り替えのため、英語カテゴリーは英語で書いた後翻訳しました。

 

 

人格分析

 

やはり、声の高さの違いは顕著な気がします。日本語は高めで柔らかく幼い感じ。英語はもっと低めでしっかりしゃべっています。

それに英語だと、あまり周囲を気にしなくなります。周りから自分がどう見られてるかと思われているかを気にしなくなるんです。ニュージーランドで10キロ太ったのはそのせいかもw

 

多重人格って自分が複数できるんだよ!すごくない?!

あれっ?私性格変わったかも。。。?

この人格変更ナチュラルスイッチの存在に気付きだした時には、その快感から抜け出すことができなくなっていまし

なにせ、自分自身の中にもう1人の人を作り出せたからです。一気に2人の人生を歩むことができるようになったというか、見ているものの幅が明らかに広がったのです。

人は普通、自分自身のみ(1人)の価値観に沿ったものの見方をします。

「自分はこう思うから、相手もこう思っているに違いない」「自分にはこう見えるから、相手にもこう見えているに違いない」といった要領です。

すべでの判断は自分基準で行われるのです。だって自分しか分からないから。

 

でもこのスイッチを手に入れると、まるで2人分の価値観を手に入たような状態になるのです。幅が普通の人の倍になるのです!ドラえもんの世界みたいよね!!

 

例えば、日本語では青信号は青色と判断しますが、英語では青信号はGreenです。

横断歩道で「青だよー」は"It's green."となる訳です。

日本語を話している時(日本語回路に脳がある時)その信号の色は青に見えるのです。

ところが、英語回路だと紛れもなくGreenに見えるのです。

例え日本にいても、英語回路にある時ならばGreenに見えるのです。

多少極端な例だったらゴメンナサイ。

これは見ているものは変わらないのに、それに対する解釈の仕方や意味付け方が日本語回路と英語回路では異なるからです。

このように物理的には変わらない物やことであっても、言語によってその解釈が異なってきます。そして解釈が異なると、物理的にも異なるように物事は見えてきます

自分が思ったり考えた通りに、世界は見えるのです。

 

実は、この類の研究はきちんとされています。よっかたー適当に持論を展開しているだけではなかった!w

wired.jp


beinspiredglobal.com

それに、同じ様な経験をされている方も沢山いらっしゃいます。

私は英語と日本語ですが、この方はスペイン語と日本語みたいです!

armdivcl.hatenablog.com

褒められる多重人格愛好者=言語オタ

多重人格とは一般的に、非常に嫌悪されがちです。

例えば「男子の前では可愛こぶる女子」や「上司にばっかり調子がよくて、部下には愛想がない人」は嫌われちゃいますよね。こういう人たちのことを多重人格者とまでは呼ばれないかもしれませんが、いずれにしろ、人は一貫性のないものを嫌うものです。

 

でも言語という武器を使えば、それさえも回避できます。

回避どころか褒められちゃうくらいなんです。

「いろんな言葉を勉強していてすごいね!」って。

私「ひひ。第3の自分を形成しているだけさ。。。」みたいな(笑)

ちょっと大げさかもしれませんが、言語を勉強していることに対して、ネガティブな言葉を投げかける人はあまりいません。

ここまで堂々と異なる人格を習得できるのは、言語オタと俳優さんくらいだと思います。

 

まとめ

今回は英語がペラペラになると得られるメリットについてでした。新しい言語を学ぶことは容易なことではありません。それなりに時間もお金もかかります。

でも、その先にあるものが、もう1人の自分だったらなんだかワクワクしますよね!それも今の自分とは全く異なる自分なんです!

そんな新しい自分に出会える、ナチュラルスイッチ

それを手に入れることを目指して進めば、気付いたらあなたも真のペラペーラなっているはずです!

 

おまけ。ちゃるコラム。

悩むちゃる

この記事、実はすごく書きづらくで、何度も手を止めました。

私の言いたいことがきちんと伝わっているのか、きちんと文章にまとめられているのか今でも不安です。

「英語話していると、違う自分になれるよー」とか「人格変わっちゃうよん!」とかいきなり言われても全く意味不明だろうなと。

言葉って、目に見えないから。手にとって、眺められないから。

その説明をするのはすごく難しい。自分の文章力の乏しさをひしひしと感じます。

でも少なくとも、英語をだた単に「受験・就職のため」とか「友達作りのため」とかありきたりな理由で勉強しようとしている人たちに「こんなこともあるのかー」と思っていただけたらいいなと思い書きました。

少しでも伝わっていたら、嬉しいです。

 

じゃあねん。